制作日記:
OFFです
日々の出来事:
リハビリ散歩中 「手作りキムチ」という看板をみつけた
すごく気になって 行ってみた お店のドアに張り紙があった
「隣家のチャイム鳴らしてください」 この病になってから 元々 人見知りがあったのだが
更に 人見知りがきつくなっていた しかし キムチを購入するだけだし!とチャイムを押した
年配の男性の声で優しく ちょっと待ってね!と返事をされ 私はドアの外で待っていた
少しすると年配の女性が出てこられた ドア開けて入ってきて?といわれたので入る
数種類のキムチの説明を受け
「私の手作りで一族代々の味なのよ 添加物は入ってないしね」といわれた
アレルギー持ちの私 こういう食品はすごく助かります
白菜・大根・塩辛を購入 おまけに スルメのキムチをもらった
お支払いをしていたら
その方(年配の女性)が
「杖もってるけど どこか悪いの? 私の姿みてなにか感じない?」と聞いてこられた
お見受けしてもどこか????? 解らなかった
私「えっと・・・解らないです」
女性「私ね 脳内出血で倒れて 左半身不随なんだよ 7年前になってね・・・・」
言われてじっくり見ると 左の手が動いていない
買ったキムチを袋に入れる事が大変だろうと思い 「私が自分で入れますね!」と入れた
女性「よかったら 座ってお話ししない? 貴方はどうして杖生活なの?聞かせて・・・」
初めて 会う方なのになんだか親近感を感じて 勧められた椅子に座ってしました
互いの病の話 病から今までの心の悩み 色んな話が湧き出ていた
気づいたら2時間近くその場に居た
話の途中では互いに涙ぐむ時もあり 不思議な感じでした
女性は韓国系二世 日本生まれだぞうで 韓国の文化の話も少しだけどしてくださった
初めての方との2時間近くの話が互いに「杖ともだちだね!」って事になり
「今度 来る時はお店じゃなく家(隣)に来てよ!お茶しましょうね!」と言っていただいた
岐路中 お互いに今だから話せる事があり 出会ったんだと思いました
初めて 「杖ともだち」ができました
|